NURO光の利用を考えている方の中には、2ギガにするか10ギガにするか迷っている方も多いのではないでしょうか?
NURO光の2ギガと10ギガの違いは、突き詰めると最大通信速度と月額料金の違いです。
10ギガ | 2ギガ | |
最大通信速度 | 10Gbps | 2Gbps |
月額料金 (3年契約) |
5700円 | 5200円 |
2ギガなのか10ギガなのか?選ぶ際の一番のポイントは、最大通信速度が5倍で月額料金の差が500円という点をどお捉えるかだと思っています。
主観のみで結論を出すなら、毎月500円高くても関係ないという方は迷わず10ギガにするべきです。
逆に、毎月500円でも安くしたいと思うなら2ギガで問題ないでしょう。
10ギガは意味ない、オーバースペックという意見もたくさんありますので、その辺も踏まえつつ2ギガと10ギガの違い、おすすめ出来るのはどちらのプランなのか解説していきたいと思います。
NURO光2ギガ10ギガの違い
まず前提として、2ギガ、10ギガという表記は最大通信速度を表したものになります。スマホプランなどでよく見る通信容量のギガバイトではありません。
光回線の場合のギガは、Gbps(ギガビットパーセコンド)のことで、1Gbpsは1秒間に10億ビットのデータ伝送が出来ます。※1Gbps=1000Mbps
つまり、NURO光の2ギガは最大通信速度2Gbps、10ギガは最大通信速度10Gbpsとなります。
それでは最初に、NURO光の2ギガと10ギガの違いを明確にしていきたいと思います。
違いは3つ。提供エリア・料金・速度です。
提供エリアの違い
まずは、提供エリアの違いを比較してみます。
エリア | 10ギガ | 2ギガ |
北海道エリア | 北海道 | 北海道 |
東北エリア | 宮城県 | ー |
北陸エリア | ー | ー |
甲信越エリア | ー | ー |
関東エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 茨城県・栃木県・群馬県 |
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 茨城県・栃木県・群馬県 |
東海エリア | 愛知県・静岡県・岐阜県・三重県 | 愛知県・静岡県・岐阜県・三重県 |
関西エリア | 大阪府・兵庫県・京都府 滋賀県・奈良県 |
大阪府・兵庫県・京都府 滋賀県・奈良県 |
四国エリア | ー | ー |
中国エリア | 広島県・岡山県 | 広島県・岡山県 |
九州エリア | 福岡県・佐賀県 | 福岡県・佐賀県 |
都道府県別の提供エリアはほぼ一緒。宮城県では10ギガしか提供していません。
都道府県別の提供エリアの違いはほぼありませんが、市区町村によって提供状況は変わってきます。現状では、10ギガの方が提供エリアは狭くなっています。
実際に公式サイトでエリア確認を行うとわかりますが、
このように、2ギガはエリア内でも10ギガは対応していない地域がまだ多いようです。
10ギガの提供エリア内に住んでいる場合は、かなりラッキーだと思ったほうが良いです。
まずは、公式サイトから提供エリアの判別をしてみることがおすすめです。
提供エリア確認の詳しい手順は、NURO光の提供エリア確認の方法【戸建て・マンション別】公式ページから確認をご覧ください。
料金の違い
つづいて、料金の違いを細かく見てみます。
3年契約 | 10ギガ | 2ギガ |
月額料金 | 5700円 | 5200円 |
工事費 | 44000円 | 44000円 |
事務手数料 | 3300円 | 3300円 |
契約解除料 | 3850円 | 4400円 |
キャンペーン特典 | 45000円キャッシュバック 工事費実質無料 違約金負担特典 |
45000円キャッシュバック 工事費実質無料 違約金負担特典 |
月額料金・契約解除料の違いのみとなります。
工事費・事務手数料はどちらも一緒。申込特典のキャッシュバック額や、受けれるキャンペーン特典も一緒になります。
10ギガの方が、月額料金が500円・契約解除料が550円だけ高くなります。
たった、500円の差で10ギガプランを利用することが出来ます。
速度の違い
2ギガと10ギガの大きな違いは、やはり通信速度。
最大通信速度を比較すると。
最大通信速度 | 10ギガ | 2ギガ |
下り ダウンロード速度 |
10Gbps | 2Gbps |
上り アップロード速度 |
10Gbps | 1Gbps |
ただし、最大通信速度というのは光回線各社が公表する理論上の最大値となっています。
また、最大通信速度は、光回線基地局からONU(回線終端装置)までの理論上の最大値で、実際に使用するスマホ・パソコンなどの通信端末での速度ではありません。
なので、実際に体感できる通信速度は実測値が重要です。
最大通信速度 | 10ギガ | 2ギガ |
下り ダウンロード速度 |
1963Mbps | 588MGbps |
上り アップロード速度 |
1013Mbps | 539Mbps |
こちら、『みんなのネット回線速度』での2024年2月20日時点の平均実測値となります。
実測値で10Gbpsを体感できるわけではありませんが、2ギガと比較してみると下り速度で約4倍、上り速度で約2倍の測定結果が出ています。
あくまで、平均値となるので使用機器のスペックなど設備次第ではもっと速度が出る可能性は十分にあります。
10ギガはオーバースペック?2ギガで充分なのか
先ほどの実測値の結果でもわかるように、10ギガの回線だから10Gbpsの通信速度が出るわけではありません。
なので、10ギガはオーバースペック、2ギガでも充分という意見もたくさん見かけることがあります。
でも、10ギガプランであるメリットは十分にあります。
最大速度が10Gbpsだから実測値も速くなる
実測で10Gbps出ないなら、2ギガプランで充分という考えはあまりにも早計な判断。
10ギガだからこそ実測値も速くなるというメリットがあります。
分かりやすくイラストにしてみます。
最大速度2Gbpsの回線が、ONUまで2Gbpsで届くとします。
同時に4台の機器を使用すると単純計算で1台当たりの速度は500Mbpsとなります。
※あくまで、単純計算ですので建物の構造や障害物の有無で変わってきます。
最大速度10Gbpsの場合はどおなるかというと、
10GbpsでONUまで届いた場合、同時に4台の機器を使用したとすると単純計算で一台当たり2.5Gbpsの速度が出る可能性があります。
つまり、おおもとの回線速度が速いほど、回線は安定しやすく、実測値も速くなりやすいことがわかります。
また、一度に利用する人数が多い場合や、利用する機器が多いほど10ギガの方が通信は安定しやすく速度も出やすいということになります。
10Gbpsを利用する場合、最新の機器を使わないと意味がない?
オーバースペックと言われるもう一つの理由は、10ギガの通信速度を最大限に活かすためには、使用する機器も10Gbpsに対応している必要があるという点です。
一般的に使用する可能性が高い機器としては、パソコン・スマホ・ルーター・LANケーブル・スイッチングハブなど。
対応スペックを一覧にしてみると、
使用機器 | スペック |
PC | 10GBASE-T対応モデル |
スマホ | WiFi6対応モデル |
ルーター | WiFi6(11ax)以上 |
LANケーブル | CAT6a以上 |
スイッチングハブ | 10GBASE-T対応モデル |
NURO光の場合、WiFiルーターは10ギガ対応モデルが無料レンタルされるので問題ありません。
LANケーブルはCAT6aでも1000円以内で購入することが出来ます。
では、PCやスマホが10ギガ対応モデルじゃなければ、10ギガを利用する価値はないのか?
そんなことはありません。
先ほども説明したように、おおもとの回線が10Gbpsであれば、1台当たりの通信速度は速く・安定しやすくなります。
10Gbpsの実測値は出ないとしても、2Gbpsに比べて速度が出やすいことは明らかです。
また、今後10Gbps対応の機器やサービスがどんどん増えていくことは明白。この10年でインターネットを取り巻く環境はめまぐるしく進化しています。
10Gbps回線が当たり前になる日もやってくる可能性があります。
もし、10ギガプランの提供エリア内であれば10ギガを選ぶことをおすすめします。
特に10ギガがおすすめな人
個人的には、今回ずっと説明している通りで誰にでも10ギガをおすすめしています。
ただ、月額料金を少しでも安くしたいという場合は2ギガでも充分と言えます。
そんな中で、絶対10ギガにしたほうが良い方は、
- プロゲーマー・ネットゲームをよくする
- トレーダー(スキャルピングなど短期トレード型)
- 動画編集者
- 同居人数が多い・利用機器の台数が多い
このような方は、500円多く払ってでも10ギガにするべきです。
0.01秒単での通信速度が重要になるプロゲーマーやトレーダー、また大容量のデータアップロードを必要とする動画編集者、また、何度も言うように利用人数が多い場合。
10ギガプランを利用したほうが、必ず満足するはずです。
他社の10ギガプランと比較
ここまで、一貫してNURO光の10ギガプランをおすすめしてきたわけですが、他社光回線でも10ギガプランを提供しているところはあります。
なので、NURO光・ドコモ光・ソフトバンク光・auひかり・ビッグローブ光の5社の10ギガプランを比較してみます。
事業者 | 戸建て |
NURO光 | 5700円 10ギガ/3年契約 |
ドコモ光 | 6380円 10ギガ/2年契約 |
ソフトバンク光 | 6380円 10ギガ/2年契約 |
auひかり | 6468円 10ギガ/3年契約 |
ビッグローブ光 | 6270円 10ギガ/3年契約 |
月額料金は、NURO光が最安値となっています。
各社の特徴をそれぞれ見ていきましょう。
ドコモ光10ギガ
ドコモユーザーならスマホセット割りで、毎月1100円スマホ料金が割引されます。
提供エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・愛知のみ。
月額料金にルーターレンタル代を合わせると6780円なのでNURO光より約1000円高くなります。
スマホセット割りは家族全員適用されるので、ドコモユーザーの場合はドコモ光を検討してみても良いと思います。
月額料金 | 6380円 |
---|---|
WiFiルーター | 有料 390円/月額 |
工事費 | 無料 |
利用期間 | 2年 |
キャンペーン 特典 |
基本キャッシュバック30,000円 オプション加入でキャッシュバック増額 違約金負担最大15000円 |
ソフトバンク光10ギガ
ソフトバンクスマホユーザーの場合、毎月1100円スマホ代が割引される『おうち割りひかりセット』適用。
提供エリアは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、愛知県、静岡県、岐阜県、和歌山県、奈良県、三重県となっていてNURO光より少ない。
月額料金も高くなるので、ソフトバンク光よりNURO光がおすすめ。
月額料金 | 6380円 |
---|---|
WiFiルーター | 有料 550円/月額 |
工事費 | 31680円 |
利用期間 | 2年 |
キャンペーン 特典 |
6か月間基本料500円 基本キャッシュバック40,000円 10ギガ工事費キャッシュバック28800円 違約金負担最大42000円 |
auひかり10ギガ
auスマホユーザーは、毎月1100円スマホ料金が割引されるauスマートバリュー適用。
auひかりの特徴は、幅広い地域に対応していて10ギガの提供エリアは36都道府県に及びます。
月額料金は少し高くなりますが、NURO光の提供エリアを外れた場合はauひかりを検討してみるのもいいかもしれません。
月額料金 | 6468円 |
---|---|
WiFiルーター | 有料 550円/月額 |
工事費 | 41250円 |
利用期間 | 3年 |
キャンペーン 特典 |
基本キャッシュバック14154円 違約金負担最大30000円 |
ビッグローブ光10ギガ
auスマホ、UQモバイルユーザーは、毎月1100円のスマホ割りが適用されます。
提供エリアは、東京都、神奈川、千葉、埼玉、北海道、宮城、新潟、大阪府、和歌山、京都府、奈良、滋賀、兵庫、愛知、静岡、岐阜、三重でNURO光より狭いです。
auスマホ、UQモバイルを利用している場合は検討してみても良いかもしれません。
月額料金 | 6270円 |
---|---|
WiFiルーター | 有料 550円/月額 or 購入 |
工事費 | 実質無料 |
利用期間 | 2年 |
キャンペーン 特典 |
基本キャッシュバック40,000円 初年度基本料金5478円 オプション加入でキャッシュバック増額あり |
NURO光10ギガ
スマホ割りは、ソフトバンクユーザーの場合、毎月1100円割引のおうち割りひかりセットが適用されます。
対応エリアは19都道府県、10ギガプランの中ではauひかりにつぐ広さとなります。
月額料金 | 5700円 |
---|---|
WiFiルーター | 無料 |
工事費 | 実質無料 |
利用期間 | 3年 |
キャンペーン 特典 |
基本キャッシュバック45000円 オプション加入でキャッシュバック増額 他社違約金負担最大60000円 |
5社を比較してみても、NURO光の10ギガプランはおすすめ。
月額料金が無線ルータレンタルも含め5700円(税込み)、6000円以内になるのはNURO光だけです。
ただ、スマホ割りは家族全員分適用されると割引額が大きいので、スマホキャリアに合わせた回線選びが得策になります。
また、NURO光の提供エリア外の場合は他の光回線を検討してみても良いかもしれません。
まとめ:10ギガがおすすめ
ここまでの内容をまとめると、結論NURO光の10ギガはおすすめです。
まず、NURO光の2ギガと10ギガの違いは月額料金と最大通信速度が違います。
10ギガ | 2ギガ | |
最大通信速度 | 10Gbps | 2Gbps |
月額料金(3年契約) | 5700円 | 5200円 |
※提供エリアの都道府県は、ほぼ一緒ですが市区町村によってまだ10ギガに対応していない地域があります。
そして、実測値で10Gbps出ないから、オーバースペック。2ギガで充分。という意見もありますが、10ギガの方が、実測値も速くなりやすく、特に利用人数が多かったり、利用機器の台数が多い場合には、速度の安定性や1台当たりの速度を確保しやすくなります。
一般的には、10ギガ回線を必要とするのは、プロゲーマー・トレーダー・動画編集者などとされていますが、一般家庭でも充分に10ギガのメリットが感じられるはずです。
しかも、NURO光の場合、10ギガと2ギガの料金差はたったの500円ですので、10ギガのエリア内であれば迷わず10ギガをおすすめします。
まずは、NURO光公式ページからエリア判定を行ってみましょう。
提供エリア確認の詳しい手順は、NURO光の提供エリア確認の方法【戸建て・マンション別】公式ページから確認をご覧ください。
NURO光10ギガのキャンペーンや特典は、2ギガと同じになります。
キャンペーンについて詳しく知りたい方は、NURO光のキャンペーンを比較!おすすめの申し込み窓口を徹底解説をご覧ください。
光回線選びに迷っている場合、スマホキャリアに合わせて選ぶのが主流となっています。
理由は簡単、スマホセット割りでスマホ代がお得になるからです。
ソフトバンクスマホの場合『おうち割り光セット』、auスマホの場合、『auスマートバリュー』、ドコモスマホの場合は『ドコモ光セット』が適用されると毎月1100円割引が家族全員に永年適用。
契約者のみではなく、家族分も割引になるのでかなりお得となります。
スマホキャリア別のおすすめ回線を選ぶなら以下のランキングを活用してください!!
プロバイダは、キャンペーンが一番お得なGMOとくとくBBがおすすめ!!
月額料金 (戸建て) |
5720円 |
---|---|
月額料金 (マンション) |
4400円 |
最大通信速度 | 1Gbps |
提供エリア | 全国対応 |
高速プラン | 10ギガプランあり |
キャンペーン特典 | キャッシュバック10500円 +dポイント2000pt |
戸建てプランでは、関西・東海地方・沖縄県が提供エリア外ですが、カバー率はかなり広め。
auひかりは独自回線のため、回線混雑が起こりにくく通信の安定性に定評があります。
また、高速プランでは5ギガ・10ギガの2段階から選べるのがとても素晴らしいところ。
プロバイダは、世界のソニーグループのソネットが一番安心です!!
月額料金 (戸建て) |
5610円 |
---|---|
月額料金 (マンション) |
4180円 |
最大通信速度 | 1Gbps |
提供エリア | 関西・東海地方・沖縄県以外 |
高速プラン | 5ギガ・10ギガプランあり |
キャンペーン特典 | キャッシュバック14154円~ 初年度月額割引 |
更に、2ギガプラン・10ギガプラン・マンション専用プランすべての月額基本料金が、光回線大手の中で最安値となっています。
プロバイダはソネット1社のみとなるので、公式サイトから申し込めば間違いなし!!
月額料金 (戸建て) |
5200円 |
---|---|
月額料金 (マンション) |
2090~2750円 |
最大通信速度 | 2Gbps |
提供エリア | 22都道府県 |
高速プラン | 10ギガプランあり |
キャンペーン特典 | 45000円キャッシュバック (マンション専用プランは25000円) |
NURO光エリア外の場合も、利用できるはずです!
プロバイダはYahoo!BB一社のみなので、公式ページから申し込めば間違いなし!
月額料金 (戸建て) |
5720円 |
---|---|
月額料金 (マンション) |
4170円 |
最大通信速度 | 1Gbps |
提供エリア | 全国 |
高速プラン | 10ギガプランあり |
キャンペーン特典 | キャッシュバック40000円 期間限定月額割引あり |
auひかりのエリアから外れてる場合は、ビッグローブ光がおすすめです!!
月額料金 (戸建て) |
5478円 |
---|---|
月額料金 (マンション) |
4378円 |
最大通信速度 | 1Gbps |
提供エリア | 全国 |
高速プラン | 10ギガプランあり |
キャンペーン特典 | キャッシュバック40000円 初年度月額割引あり |