ドコモのホームルーター『ドコモhome5G』。
これから、利用を考えている人の中には、とりあえずネットが利用できればいいという人もいれば、なるべく速度が速い方が良いという人もいると思います。
今回は、なるべく速度が速い方が良いと思っている方に向けて、『ドコモhome5G』の通信速度について解説していきます。
ドコモhome5G基本情報 | |
月額料金 | 4,950円 |
データ容量 | 無制限 |
最大通信速度 | 4.2Gbps |
端末代金 | 71,280円実質無料 |
初期費用 | 3,850円 |
ドコモhome5Gの最大通信速度
ドコモhome5Gの公表されている通信速度は、
ドコモhome5G最大速度 | |
下り(ダウンロード速度) | 4.2Gbps |
上り(アップロード速度) | 218Mbps |
下りに関しては、光回線を上回る速度になっています。
他社ホームルータと比較してみると、
ドコモ home5G |
WiMAX 5G |
SoftBank Air |
|
下り速度 | 4.2Gbps | 2.7Gbps | 2.1Gbps |
上り速度 | 218Mbps | 非公開 | 非公開 |
他社と比較していても、ドコモhome5Gの通信速度は速いことがわかります。
ただ、ここで安心するのはまだ早い。
最大速度というのは、あくまで理論値なのをご存知でしょうか?
実際に、ドコモhome5Gを利用して、4.2Gbpsの速度が出ることはあり得ません。
ホームルーターは、スマホと同様に電波状態で通信速度が激変します。利用する場所によっては通信速度が大きく変わります。
基地局から距離が遠い場合や、最寄りの基地局への接続数が多い場合は通信速度がかなり遅くなってこともあります。
その点も踏まえたうえで、実測値を検証してみる必要があります。
ドコモhome5Gの実際の通信速度
実測値を調べる方法として有効なのは、速度測定サイト。
そこで、速度測定サイト『みんなのネット回線速度』でドコモhome5Gの平均実測値を調査してみました。
ドコモhome5G平均実測値 | |
下り(ダウンロード速度) | 171.86Mbps |
上り(アップロード速度) | 19.13Mbps |
ピング値 | 52.80ms |
公表されている最大速度とはかけ離れていることがあります。
でも、あくまで平均値なのでこれより速くなる場合ももちろんあります。
そして、一般的にインターネットを利用する速度としては全く問題ないことも補足しておきましょう。
では、他社のホームルーターと比較して速いのか遅いのかも見てみましょう。
他社ホームルーターとの平均紫蘇奥地を比較してみると、
ドコモ home5G |
WiMAX 5G |
SoftBank Air |
|
下り速度 | 171.86Mbps | 56.34Mbps | 93.77Mbps |
上り速度 | 19.13Mbps | 13.02Mbps | 9.04Mbps |
ピング値 | 52.80ms | 50.11ms | 46.83ms |
他社と比較してみると、ドコモhome5Gが速いことがわかります。
ちなみに、ピング値(ping)は、数値が小さいほど通信反応は良くなります。
回線速度とPing値の違い
回線速度の単位はbps(bits per second)は、1秒間にどれだけのデータを流すことができるかを表す単位で、数値が大きいほど早くなります。1000Mbps=1Gbpsになります。1Gbpsだと1秒間に1ギガビットのデータを流すことが出来ます。
一方、Ping値は応答速度で、単位はms(ミリ秒)で表します。数値が小さいほど応答速度が速くなります。Ping値が15ms以下であればオンラインゲームもラグがなく利用できる目安とされており、プロゲーマーの方などは10ms以下が理想と言われています。
検証結果としては、ドコモhome5Gの通信速度については、他社ホームルーターと比較してみても速いことがわかります。
ホームルーターを通信速度で選ぶならドコモhome5Gが良いでしょう。
ただ、通信速度を気にして選ぶのであれば、本当にホームルーターで大丈夫ですか?
光回線との比較もしてみましょう。
ドコモhome5Gとドコモ光の速度を比較
ドコモユーザーであれば、セット割りが利用できるのは、ホームルーターなら『ドコモhome5G』、光回線なら『ドコモ光』になります。
なので、まずは『ドコモhome5G』『ドコモ光』の速度を比較していきましょう。
最大速度 | ドコモhome5G | ドコモ光 |
下り速度 | 4.2Gbps | 基本プラン1Gbps 高速プラン10Gbps |
上り速度 | 218Mbps | 基本プラン1Gbps 高速プラン10Gbps |
意外にも、最大速度は下りにおいて『ドコモhome5G』のほうが早くなっています。
重要なのは実測値になるので、実測値を比較してみましょう。
実測値 | ドコモhome5G | ドコモ光 |
下り速度 | 171.86Mbps | 263.89Mbps |
上り速度 | 19.13Mbps | 280.19Mbps |
ピング値 | 52.80ms | 18.84ms |
実測値では、やはり光回線が速くなります。
下り速度については、光回線の方が速いものの、ホームルーターも中々の速度ではあります。
ただ、上り速度・ピング値が大きく離れている点が、実際にインターネットを利用する際には大きな差になります。
アップロード速度・ピング値が悪いと、ページをクリックしてからサーバーへ送られるリクエストの送信に時間がかかります。 結果として、Webページが表示されるまでに時間がかかるようになります。
なので、サクサクとネットを利用している感覚を得るためには、下り速度・上り速度・ピング値の3つの値がバランスよく優れている必要があります。
ということになると、速度面を重視するのであれば光回線を選んだほうが良いです。
ただ、ホームルーターを選ぶメリットもあります。
ドコモhome5Gを利用するメリット
通信速度や安定性では光回線には及びませんが、ドコモhome5Gを利用するメリットももちろんあります。
- 工事不要
- 申し込み~利用開始まですぐ
- 引っ越ししても住所変更手続きのみ
光回線の場合は、回線工事が必要なので一般的には1~2ヵ月利用開始まで期間がかかります。
また、引っ越しをする場合は、新居でも改めて工事をする必要があるので気軽に導入できるものではありません。光回線を利用する場合は、ある程度長期的な利用を視野に入れていないと手間が多いのが実際のところです。
一方で、ドコモhome5G(ホームルーター)は、WEB申し込みして端末が届けば利用できるので、手軽に利用することが可能。
そして、引っ越しの際にも住所変更の手続きのみで新居でも使えます。
手間をかけずに、気軽にインターネットを利用したいという方には、ホームルーターが向いています。
まとめ
ドコモhome5Gの速度は、
ドコモhome5G最大速度 | |
下り(ダウンロード速度) | 4.2Gbps |
上り(アップロード速度) | 218Mbps |
となっていますが、実測値では
ドコモhome5G平均実測値 | |
下り(ダウンロード速度) | 171.86Mbps |
上り(アップロード速度) | 19.13Mbps |
ピング値 | 52.80ms |
他社ホームルーターと比較すると、
ドコモ home5G |
WiMAX 5G |
SoftBank Air |
|
下り速度 | 171.86Mbps | 56.34Mbps | 93.77Mbps |
上り速度 | 19.13Mbps | 13.02Mbps | 9.04Mbps |
ピング値 | 52.80ms | 50.11ms | 46.83ms |
光回線と比較すると、
実測値 | ドコモhome5G | ドコモ光 |
下り速度 | 171.86Mbps | 263.89Mbps |
上り速度 | 19.13Mbps | 280.19Mbps |
ピング値 | 52.80ms | 18.84ms |
つまり、ドコモhome5Gの通信速度は、他社ホームルーターと比較すると速いですが、光回線と比較すると遅いです。
ただ、ホームルーターのメリットは工事不要で利用するのに手間がかからないということです。サクッとインターネットを導入したい場合は、ドコモhome5Gがおすすめです。
最後に、ドコモhome5Gを契約する場合のおすすめの申し込み窓口を紹介します。
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もし、速度重視で、多少手間がかかっても良いと言いう方は光回線を検討してみましょう。
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